猫(アメリカンショートヘアー)のショータちゃんは3歳です。
後ろ肢のももの所の皮膚病がなかなか治らず、
(ステロイドをうつと赤みやかゆみがなくなるが、また一月くらいすると再発する)
アトピーではないかと来院されました。
好酸球性肉芽腫(猫のアトピーみたいなもの)のようで、
まずは、前もうっている、長期作用型のステロイドの量をへらしつつ
漢方薬を投与し、だんだんと病気がでる間隔(注射をうつ間隔)をのばしていき、
1年たったいまは、もうステロイドの注射しなくてもよくなりました。
ただ、まだ再発がこわいので、漢方薬はのんでいます。というのも、犬のアトピーと同様に、猫の好酸球性肉芽腫にも、きっかけには、精神的な要因がかくれていることが多いので、そこをようく洞察して、診ていくことが大切になりますので、油断できないのです。(ショータくんは、飼い主さんのご病気が一因だと思われます)
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