月: 2009年11月

精神的な皮膚病ーフレンチブル

2歳になるフレンチブルのコレッタちゃんは、
生後7ヶ月目から皮膚病に苦しみ、特に耳の炎症は
ひどいものでした。
他の病院でアトピカという高価なお薬を飲んでも治らないので
当病院の漢方治療にこられました。
一月半経過をみましたが、免減反応という漢方が効きだす
時に見られる反応さえなかなかでないので、
精神的な治療を併用したところ、
1週間で皮膚病が治りました。
ただし、飼い主さんとの関係でおきた病気なので、
飼い主さんが同じままでは、また再発してしまいます。
これを時間をかけて、ゆっくり関係を再構築してくことになります。
その後一月たちまして、だいぶ落ち着いた関係、
つまりはおちついた皮膚の調子になってきました。
もう安心してもよさそうです。
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柴犬の皮膚病ー脱ステロイドと甲状腺ホルモン低下

7歳になる柴犬の福ちゃんは、皮膚病で
ステロイドをのんでいましたが、
皮膚に黒味もでてきて、心配で来院されました。
脱ステロイドは2週間でできましたが、
体質改善はゆっくりやっていきました。
1年たってみると、もうすっかり皮膚をかくこともなくなりました。

お腹の黒味は今はおちついていますが、ステロイドをやっていた子は特に、

老化からくるホルモン低下により また黒味がでてくるかもしれませんので、

注意してみていきましょう。

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チワワの精神的な皮膚病の漢方薬治療

チワワの十勝ちゃんは、
アトピー性皮膚炎でステロイドが止められず、それを治すために漢方治療しました。
脱ステロイドはすぐでき、お腹の痒みもなくなりましたが、手先や足先など、体の末端の部分のかゆみがなかなか治りませんでした。
掻く際の様子をよくよく聞いてみたところ、
精神的な要因が大きいようでしたので、
そちらの治療を西洋医学の東洋医学の両方の薬で、ゆっくりやりました。
1年以上かかりましたが、ほぼ完治の
ところまできてよかったです。
これにはいろんなタイプがあるのですが、
この子の場合は、怒りとかゆみが相関しているタイプで、
怒りを静めることで、かゆみもおさまっていきました。
人も動物も心の問題は奥がふかいです。
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シーズーの皮膚病ーアカラス、脂漏症

15歳になるシーズーのモップちゃんは
長年アカラスの治療をしてきたそうです。
アカラスというのはニキビダニのことで、
ダニを殺す治療をする病院が多いと思いますが、
これがなかなか強い薬ですので、特に弱ったお年寄りに
使用するのは注意を要するものだと思います。
モップちゃんもアカラスの薬浴にいくと体調が悪くなったようでした。

当病院では、漢方で免疫力をあげるようして、
治療しますので、お年寄りのモップちゃんでも
安心して治療できます。
皮膚が黒味を帯びた脂漏症でしたので、
その治療を主にして、一ヶ月ほどで皮膚病の治療は終わりました。
ただし、心臓が悪く咳き込むので、こちらは西洋のお薬を使って、
まだ治療中です。
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ダックスの皮膚病

MダックスのQ太郎ちゃんは、毎年すこしづつ皮膚病がひどくなり

とうとうステロイドを処方されるようになってしまいました。

そこで当病院で漢方治療で脱ステロイドをしに来院されました。

幸いなことにまだ皮膚病はやっかいな状態にまで進行しておらず、

2週間で脱ステロイドがおわり、一ヶ月でほぼ体質改善がみえてきました。

免疫力が丈夫な子(若い子が多い)はこのように早くよくなることが多いです。

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なかなかしぶとい外耳炎

シェルティのアレックスちゃんは、

なかなかなおらない外耳炎に困って来院されませした。

耳を外側から薬で処置するだけでなく、

漢方治療を併用することで、2週間で耳はほとんどきれいになりました。

あとは再発しないように、もう少し体質を改善しておくとよいですね。

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ビーグルの皮膚病

ビーグルのジャビちゃんは、アトピーといわれて
5-6年、皮膚病とつきあってきたそうです。
漢方治療して一ヶ月で、かゆみや膿皮はなくなりましたが、
15歳という年齢から心臓が悪化してきて心配です。
心臓が悪くなるのと皮膚の調子が悪くなるのが
同時に起こるのはジャビちゃん以外にもよくあることのようです。
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