月: 2011年10月 | ハルペッツクリニックのトップに君臨してきた、三毛猫のサリー様が、10月21日にお亡くなりになりました。享年25から30歳(拾われ猫で出生日時は分かりません)、とにかく元気で、長生きで、当病院にきて、4年以上、病気らしい病気はせず、不思議な不思議な猫さまでした。最後は、安らかに眠ったままの姿でそれは静かに永眠されました。最後の3ヶ月は、2日と同じものを食べないくらい、食にうるさくなりまして、だんだんとやせていき、まさにそのまま枯れていったうえでの、老衰、大往生でした。当病院では、神様のような扱いを皆にうけ、本当に気品あふれる高貴なサリー様、ありがとうございました。安らかにお眠りください。サリー様の従業員代表としてここに記します。 あっ、そういえば、サリー様が夕方、火葬に付された際には、天気は突然、大荒れとなり、大粒の雨がふってきました。それもサリー様のお別れの言葉だったのですか?また子猫となって戻ってきてください。しっぽの先が真横にまがった三毛猫をみつけたら、サリー様の生まれ変わりと思うことしにします。しばしの間、ごきげんよう、さようなら。 今朝、ダックスのチェルちゃんが14歳の命を終えました。最後はとっても静かに息を引き取ったそうです。 せっかくいい出会いだったのに、最後は助けてやれずに本当にごめんなさい。 フレンチブルのジュレちゃんは、体も顔も真っ白なので、皮膚病になるとすぐ分かります。目の周りや口の周りがぽーと赤くなって困ります。病院にいっても、病状をくり返すので、漢方薬治療をしに来院されました。実は、精神的な皮膚病を抱えていることが分かりました。なにぶんとっても甘えん坊でかわいい子ですので、甘やかさないようにといっても無理ですよね。精神的な皮膚病の治療は、ゆっくりやりましょう。 ジャックラッセルテリアのラブちゃんは、9歳。3年前から血液検査で肝臓の数値が高く、ずっと病院に通っていました。とくにALPの数値は、平均1600という高い数値で、岐阜大学で検査して肝炎、胆嚢炎の可能性があることが分かりましたが、西洋医学では、効果のある治療はできませんでした。当院で漢方薬治療を始め、2ヶ月になるのですが、順調にALPは半分の800台まで落ちてきています。肝臓は沈黙の臓器といわれ、よほど悪くならないと、元気食欲の衰退にまではいきませんので、注意して漢方治療を継続していきます。 10月3日に、ハルペッツクリニック東京がオープンしました。 関東方面の方も、今後ともよろしくお願いいたします。 フレンチブルのクロエちゃんはアトピーといわれ、まだ一歳ですが、他院にてステロイドの内服を継続しているようでした。まだ3,4日に一度ステロイドを飲む程度でしたが、やはり、どんどん悪化していくのが怖かったので、漢方薬治療をしに来院されました。一ヶ月たって、ステロイドもやめられて、もう皮膚病も落ち着いてきました。やはり若いので、ステロイドから抜けられるのも早いです。(それだけステロイドの内服の副作用も大きいということでもありますが) |