月: 2015年3月

目の角膜潰瘍、なかなか治らない傷の漢方治療(SCCEDs)

7歳のチワワのマーブルちゃんは、目の角膜に傷ができて、それが目薬などで治療しても1月以上治らず、突発性慢性角膜上皮欠損(SCCEDs)ということで、手術をする予定でした。が、手術をする前に漢方薬を試してみようと来院されました。一月後で、傷が小さくなり、3ヶ月で完治しました。

目の角膜の傷や潰瘍は、眼の免疫力が弱いからできてしまうことが多く、漢方薬で免疫力をあげると、早く治る(完治する)ことが多いです。

来院時の傷(緑のフルオロ染色が傷、潰瘍です)

一ヵ月後の染色状態

3ヶ月後は染色されるものはなく、傷はいえています。

ご機嫌です!

ペキニーズの再生不良性貧血

ペキニーズのサラちゃんは、もともと皮膚病でステロイド飲んでいたのですが、2歳すぎで、再生不良性貧血を発症してしまいました。Ht(ヘマトクリット)が15%までおちるような貧血で他院で輸血やステロイド、造血ホルモンなどの治療をしてから、漢方薬治療を開始しました。ステロイドと造血ホルモンのみでは、改善しない貧血も、漢方薬を併用することによって改善することができました。ステロイドの低容量は必要だったのですが、肝臓などの臓器への負担もなく、一年かけて、ステロイドをなくすことができました。あとは再発しないよう免疫力を漢方であげていこうと思います。

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