腎臓、泌尿器の治療

猫の慢性腎不全の漢方薬治療

高齢の猫ちゃんは、腎臓が弱ってくることが多いです。そういう時に、西洋医学では点滴か炭をのませて、腎臓にたまる毒を外に出すしか方法がないですが、漢方薬では腎機能をよくしてあげることができます。

スコテッシュホールドのマオちゃんは、7歳で、腎結石から腎臓をいため、腎機能の極度の低下(CRE10)と腎性貧血(Hct20)で、命を危うくしました。漢方薬と皮下点滴で、なんとか透析寸前の腎臓を治療しました。腎臓が機能をかなりやめてしまったので、今もそのケアを続けています。

もう2年半たち10歳になりますが、免疫力を上げて治療してますので、毛並みもすごい良く、他の病気になることなく、元気に毎日暮らしています。

ちょっとご機嫌ななめなマオちゃん(お正月の点滴後)

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口元のメラノーマの漢方薬治療

黒のラブラドールのどんどんちゃんは、15歳。口の中、歯茎に、メラノーマという悪性腫瘍ができてしまい、漢方薬治療をしに、和歌山から来院されました。漢方飲み始めて、5ヶ月たちましたが、幸いにも、外からみてもわかる、口元の腫れは、ほとんどわからない大きさにまでちいさくなりました。ただ、年齢からくる腎不全の漢方治療を最近、始めることになりました。ガンだけでなく、総合的に、体全体の治療ができるのが、漢方薬治療の強みです。

来院時の写真、右側の口元がメラノーマで腫れています。(今はその腫れはひきました)

猫のなかなか治らない血尿ー間質性膀胱炎

猫の豆虎ちゃんは1歳半。膀胱炎になって、普通は抗生剤で治療できてしまうのが、なかなか完治せず、尿の白血球はなくなっても、血尿がでてしまい、困りました。(間質性膀胱炎) そこで漢方薬で治療を始め二ヶ月たって、ほぼ正常な尿になりました。抗生剤や止血剤に反応しない難治性の膀胱炎も、漢方薬で治療できること多いです。ただ腫瘍の可能性もあるので、すべてではありませんが。

猫の腎機能障害ー多発性腎のう胞

猫のきなこちゃんは多発性腎のう胞症といわれ、5歳でも腎機能が低下してきたので来院されました。漢方治療して、10日ほどで、血液検査の腎の数値(BUN, CRE)が半分になり、腎機能の回復がみられました。まだ一月しか治療していませんが、これから、長期的に腎機能の保護を漢方薬でしていきたいと思います。

コーギーの膀胱移行上皮癌

コーギーの周くんは10歳。他院にて膀胱の悪性移行上皮癌で、余命3ヶ月といわれ、当病院で、漢方薬治療をはじめました。3ヶ月たちましたが、元気ですよ。このままがんばりましょう!

震災時にもし糖尿病だったら

この度の震災で、ご家族を亡くされたり、避難生活を余儀なくされている方々のことを思うと、胸が痛みます。家族同様であるペットたちも同じように、すべてが足りない中で、避難生活してることでしょう。もちろん健康ならばまだしも、慢性の病気で治療が継続的に必要な場合は、困ってしまいます。例えば、腎不全で点滴が必要な場合は、避難生活の中での治療は難しいでしょう。あとは、注射が必要な場合、例えば、糖尿病でインシュリンの注射を毎日打たないといけないような場合は、滅菌した注射と冷やしたインシュリンを常に用意しておくのは困難だと思います。ただこういう時こそ、持ち運びと保存が安易な固形の漢方薬が役にたちます。8歳のフレンチブルのコテツちゃんは、夏に糖尿病が発症しました。血糖値も3倍に上がり、尿糖もおりていましたが、インシュリンは使わず、漢方薬で治療し、半年以上、血糖値を正常値にコントロールしてきました。もちろん尿糖も検出されません。漢方薬を止めることは怖くてできないですが、少量の漢方で、このまま治療していくことに飼い主さんも喜んでもらっています。あと点滴ほど即効性はありませんが、腎臓の機能を高める漢方薬もあります。もし、震災で避難生活をしている犬や猫で、漢方薬治療など、ご相談したいことがあれば、よろこんで受け付けますのでご連絡ください。交通さえゆるせば、往診をしにいくことも可能になる日も近いでしょう。(たとえお金をとらなくても、動物医療行為は、対面でしないと、法律的にも、安全の面でも、許されていませんので、薬を送るだけということはできませんが)

高齢の猫 腎臓病(慢性腎不全)

今まで病気一つしない猫が、高齢になると
悪くなる可能性の高い臓器が、腎臓です。
グレコちゃんも、大病したことなかったのですが、
18歳をこえて、だんだん腎臓の機能がおとろえ、腎不全になってきました。
西洋医学では点滴以外に処置がないので、
少しでも長生きしてもらうために、漢方を併用してもらいました。
週一回の点滴だけで、一年以上長生きすることができ、
ハルペッツも飼い主さんも、ゆっくりと命の力が衰えていくのを
一年かけて静かに見守り、おごそかな往生に立ち会うことができました。

腫瘍(癌)の終末医療においても、同じなのですが、
決して治しきることができない病気でも、
飼い主さんが、ペットとの最後の時間をゆっくり心から享受するのに、
漢方が役立つことがありますし、そういう時こそ漢方治療をすすめていきたいと思います。
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なおりにくい膀胱炎

スコテッシュホールドのマオちゃんは、

まだ3歳くらいですが、膀胱炎で漢方治療しています。

やはりこの子の膀胱炎も抗生物質に反応血尿をしません。

血尿をともなうものですが、膀胱の肥厚もなく、

頻尿などの症状もなく、元気食欲旺盛です。

漢方のみで潜血反応はみられなくなりましたが、

まだ慎重に漢方の量を減らしながらも継続しています。

元気いっぱいのまおちゃん。

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難治性の膀胱炎

ジュレちゃんは、膀胱炎で漢方治療をしています。
ただこの膀胱炎は抗生物質に反応しない、
つまり、細菌感染が原因ではない、膀胱内細胞の炎症のようでして、
なかなか治すのが難しいタイプの膀胱炎です。
(普通の膀胱炎なら抗生物質だけで治療できます)
そして、尿に潜血がともなうので、膀胱内皮の腫瘍の可能性もあります。
漢方で潜血をおさえながら治療していますが、
漢方を減らすとまた潜血がでてくるので、厄介ではあります。
ただ元気、食欲は常に旺盛で、頻尿などの膀胱炎の症状は全くないので、
その点は安心です。
あとステロイドと違い、長期に飲ませても
体に悪い副作用はないので、あせらず治療しています。
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年をとってくると

ワンちゃんも年をとってくると、足腰など目にみえる衰えとともに

体の中から、腎臓を中心に機能が低下し、スタミナが衰えてくることがあります。

シーズのベータちゃんもそんなお年頃になってきて、漢方治療をしています。

心臓のお薬も2年ちかくのんでいるのすが、悪化せずにいますし、

とても元気に生活しています。

ただ、舌はこのままですけど。

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